小笠原 民惠Ogasawara Tamie2008年入所

忘れられないエピソード

振り返って、いま、記憶に残っているのは、初めて破産申立てに携わった時のことでしょうか。
破産の申立てには様々な書類をご本人様に提出していただいたり、お話をお聞きしたりしなければなりません。お電話でお話しようにも、夜勤のお仕事をされているので、連絡が取れないとか、相続によりご家族と共同所有している財産をお持ちだとか、さまざまな状況を体験させていただきました。
依頼者様と何度もお電話させていただいたり、打ち合わせでお会いさせていただいたりするうちに、次第に依頼者様に親密さを覚えてきました。そうすることで、さらに依頼者様のために、という自分の気持ちが高揚していき、困難な問題もクリアにしようとがんばれた気がします。

こうしてやり終え、依頼者様に免責決定が出たときには、やりがいに似た何か達成感でしょうか、そういうのもを感じさせていただきました。

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