面談力・相談力強化研修の実施
弁護士のコミュニケーション能力を高め、真に満足いただける法的サービスを提供するために、「面談力・相談力」の向上を目的に研修を実施しております。新人弁護士が入るタイミングで毎年繰り返し行っているもの、その時に新人弁護士から知りたいといわれたことを題材に行っているもの、弁護士だけでなく所内の全スタッフで研修するものなど様々な研修があります。その研修内容の一例を紹介いたします。
参加者 | 弁護士 4名 |
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司法書士 2名 | |
全事務スタッフ | |
実施日 | 第1回 2013.5.13 「面接技法のエッセンス第1部」 |
第2回 2013.8.10 「面接技法のエッセンス第2部」 | |
第3回 2013.9.10 「面接技法のエッセンス第3部」 | |
テーマ |
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使用教材 | 制作者 菅原 郁夫・下山 晴彦
実践法律相談―面接技法のエッセンス 東京大学出版会 2007 |
相談力研修の一環として「実践法律相談―面接技法のエッセンス」を用いて面接技法についての研修を行いました。この本は、法学者と心理学者が共同して作成したものです。法律相談には、悩みを抱えた方がいらっしゃいます。悩みを聞き出し(カウンセリング)、法的解決の提案をすることは、実は大変難しいことなのです。相談者さんの心理状態や思いに気づけなければ、最適な解決案の提示はできません。今回は法律相談を行うにあたり、前提条件となる話の引き出し方や相談者さんのおかれている状況について話をしました。そして、相談者さんの特性を的確に判断できているか、相談者さんはなにを法律相談に求めているかなど深めた話の研修を全3回で行いました。
当事務所は皆様に満足していただける弁護士活動を日々行っていくことをお約束いたします。
当法人の活動を記録している内部研修・外部研修報告ページもご覧ください。