名古屋グランパスエイトのあゆみ〜設立から現在まで〜
名古屋グランパスエイトは1990年に発足しjリーグの開始当初から活動を行っている名古屋市、豊田市、みよし市を中心とし愛知県全県を拠点とするjリーグに加盟するサッカーチームです。
チームのイメージカラーはグランパスレッドで情熱、力強さ、積極性、ダイナミズムを表しています。またチーム名にあるグランパスは鯱を意味し、チームのイメージキャラクターであるグランパスくんはチームを応援し試合を盛り上げてくれます。
さて次に名古屋グランパスの歩みを見ていきましょう。jリーグ開始当初の1993年、1994年はあまり結果の奮わない我慢の2年を過ごすこととなりました。しかし1995年には名将アーセン・ベンゲル監督、のちの名古屋グランパス監督となるミッドフィールダー、ストイコビッチ選手らとともに天皇杯優勝(1996年1月)、jリーグ総合3位など好成績を残し、グランパスにとって飛躍の年となったと言えるのではないでしょうか。
その後、先日前人未到のjリーグ通算600試合出場を果たしたゴールキーパー楢崎正剛選手の加入、ストイコビッチ選手引退、監督就任などを経て、チーム結成18年目にしてついに2010年、チーム・サポーターにとって悲願であったjリーグ優勝を成し遂げました。この年、もちろんこのjリーグ優勝という結果も素晴らしかったのですがシーズンを通した戦績も素晴らしかったです。最終結果が23勝8敗3分、勝ち点は歴代一位タイとなる72でした。
そしてその試合結果ではなんとシーズン中負けた試合の次の試合では必ず勝利を収めるという勝負強さを見せてくれました。また同年に楢崎選手はゴールキーパーとして初となるjリーグ最優秀選手賞獲得、ストイコビッチ監督は最優秀監督賞受賞と本当に素晴らしい一年となりました。
そして今年2015年、ディフェンスでキャプテンの田中マルクス闘莉王選手、フォワードの永井謙佑選手をはじめ多くの素晴らしい選手を擁する名古屋グランパスエイト。シーズン残り約一ヶ月を残した10月30日現在、jリーグ総合10位と決して素晴らしい結果とは言えない状況ですがj1開始時からjリーグに所属する10チーム(オリジナル10)のうちの1チームとして一度もj1の座を譲らず20年以上活動してきた名古屋グランパスエイト、今こそその実力をいかんなく発揮し頑張って行って欲しいですね。