弊所の顧問であり、長年にご指導いただきました園部先生が2024年9月13日に ご逝去されたとの知らせを受け、深い悲しみの念に堪えません。
先生には、長年の最高裁判所判事としてのご経験から、法的な助言をはじめ、
温かいご支援をいただきました。
また園部先生は、法的な助言だけでなく、その卓越した人格においても私たちに
多くの影響を与えてくださいました。
いつも温かく接してくださり、私たちの立場に立って物事を考えてくださるそのお人柄には、
常に感謝の念を抱いておりました。
困難な状況にあっても冷静に対応し、他者を思いやる姿勢は、まさに私たちのお手本でした。そのおかげで、弊所は多くの困難を乗り越え、成長することができました。
園部先生のご逝去は、私たちにとって大きな損失であり、まだ信じられない思いです。しかし、先生から学んだことを今後も大切にし、先生の思いを継承していくことが 私たちの責務であると感じています。
改めて、園部先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 また、ご遺族の皆様に深くお悔やみ申し上げます。
顧問(アドバイザー、元最高裁判所判事)
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園部 逸夫
経歴
1954年 | 京都大学法学部卒業、同大学助手 |
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1956年 | 京都大学法学部助教授 |
1967年 | 京都大学から法学博士号を授与される |
1970年 | 東京地方裁判所判事就任 |
1975年 | 東京高等裁判所判事、前橋地方裁判所判事就任 |
1978年 | 最高裁判所裁判所調査官就任 |
1981年 | 最高裁判所上席調査官(行政)就任 |
1983年 | 東京地方裁判所部総括判事就任 |
1985年 | 筑波大学社会科学系教授就任 |
1986年 | 筑波大学第一学群長就任 |
1987年 | 成蹊大学法学部教授就任 |
1989年 | 最高裁判所判事就任 |
1999年 | 最高裁判所判事退官 |
1999年 | 弁護士登録 |
園部 逸夫氏のご紹介 (代表弁護士 浅野了一)
行政法の権威であり、尊敬する園部逸夫先生を、2014 年7 月1日 弁護士法人名古屋総合法律事務所の顧問(アドバイザー)にお迎えしました。
園部先生は、京都大学法学部助教授のほか、東京地方、高等裁判所判事、最高裁判所調査官、上席調査官(行政)と判事を務められました。
そして、筑波大学第一学群長など大学教授を歴任された後、最高裁判所判事に任命され9年7ヶ月間、定年退官されるまで務められました。
退官後は、弁護士登録され住友商事株式会社監査役、外務省参与、内閣官房参与などに就任し、現在も精力的に活躍されています。