私がこの事務所に就職を決めた理由は以下の3点があったことからでした。

1. 相談しやすい雰囲気
   業務をしていれば、必ず自分が知らない問題が出てきます。このようなときは、自分で文献や資料を調べることになりますが、先輩や同僚に聞くことができれば、文献を調べるよりも時間短縮となりますし、経験していることであれば文献よりも詳細なことを確認することができます。
   法律事務所のHPをみれば、「風通しのよい」、「先輩に気軽に聞くことができる」など頻繁に書いてあります。しかしこの事務所に訪問した際に、机用の椅子とは別に相談用の丸椅子が所々にあり、実際に同僚や他士業間で話すことを奨励しているだな、と思いました。
   入所してから、気軽に相談できる環境でしたので、非常に助かっています。
2. 蔵書が多いこと
   業務において知らないことに出くわした場合、本で調べるのが原則です。しかし、法律の本は非常に高額です。また加除式の本でなければ、せっかく購入した本でも、すぐに法律改正などで古いものになってしまいます。
   この事務所を訪問した際、1万冊以上の蔵書があり、まるで図書館のようで驚きました。
   入所後、書籍が多いので調べることに不自由がなく、また必要な本であれば積極的に購入をしてもよいことになっており、非常に助かっています。
3. 資格取得を奨励していること
   資格の取得をすることで、法律事務スタッフはやりがいを持つことができますし、それぞれの法的知識が増加することは事務所全体にとって大きなプラスになると思います。この事務所では資格取得することを奨励していました。通常、業務に追われ、資格取得するのは個人の努力しかないですが、この事務所は時間的な面でも金銭的な面でも支援を惜しまないところに感銘を受けました。
   入所後に、私も行政書士の資格を取得することができましたので、非常に感謝しています。