私のミッションはお客様にとって最善の方法を共に考えることです。

お客様は問題を抱えて相談に来られます。
私は、相談で事案を聞き取り、法律的合理的観点からの最善の方法を導くでしょうが、それがお客様にとって最善かは分かりません。
お客様の問題は法律問題であるとともに感情的道徳的な問題があるかもしれません。
長期間にわたる経緯がわだかまりとしてあるかもしれません。

私も司法書士になる前に、司法書士に相談したことがありますが、その場合はこうすべきでしょう、と一方的に考えを言われた経験があります。
ですから私は、法律的、合理的な観点とともにお客様とお話をして、真の意味で解決を目指したいと思って業務をするように心がけています。

具体的には、お客様からしっかり話を聞き取り、どうしたいのかお伺いするとともに、なぜそうしたいのか、を聞くようにしています。
仮にお客様の結論に合理性がない場合、何か理由があると思うからです。
また、お客様には一つの結論ではなく、複数の選択肢を示すようにして、その選択肢のメリットとデメリットを分かりやすく説明するようにしています。
インターネットや書籍等情報が溢れる中でわざわざ相談に来られているので、少しでも分かりやすく、一つでもいい情報を得て欲しいと思うからです。

以上のようにして、お客様と一緒に考えていく、ということを心掛けて、一つ一つの相談を大切にしていくようにしています。

法律問題だけにとらわれず、何を悩んでいるのか、じっくり聞き取り、それが仮に法律的にみて合理的でなくとも、お客様が現在、将来的により良いと思う方法を選んで頂き、真の解決をしたいと考えています。